経営者のための退職金制度(小規模企業共済制度)
掲載日2010年11月29日
小規模企業共済制度とは
小規模企業の個人事業主または会社等の役員の方が事業をやめられたり退職された場合に、生活の安定や事業の再建を図るための資金をあらかじめ準備しておく共済制度で、いわば経営者の退職金制度といえるものです。
制度の特色
- 国(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)の共済制度です
- 事業資金等の貸付制度があります
加入できる方
常時使用する従業員が20人以下(商業・サービス業では5人以下)の個人事業主及び会社役員他
掛金
掛金月額は1,000円〜70,000円までの範囲内(500円単位)で自由に選べ、一定の条件のもとで増額・減額ができます。
税制面のメリット
- 掛金は、全額が「小規模企業共済等掛金控除」として、課税対象所得から控除できます。
- 受け取る共済金は、一括受取りなら退職所得として扱われ、分割受取りなら公的年金等の雑所得として扱われます。
共済金の受け取り方法
共済金の受取方法は「一括」、「分割(10年・15年)」または「一括と分割の併用」のいずれかを選択できます。