会計ソフト経理・法律に関する情報税理士 田中先生のワンポイントアドバイス

仮想通貨による相続・贈与の問題点

掲載日2017年11月21日

今、税務の現場では、仮想通貨による相続・贈与をめぐり次の2点が大きな問題となっています。

1.価値(価格)が変動していること

仮想通貨は、通常、販売所(取引所)において取引されますが、その相場は常に変動しています。現金がもつ額面のように固定した価値ではありません。

価値が常に変動している資産の価値をいくらと決めるのか、本稿執筆時点では明確な算定のルールはありません。

2.通貨ではないこと

仮想通貨は、資産価値を表す単位が「日本円」ではありません。

仮想通貨の代表とも言えるビットコインであれば、1ビット=1円ではないため、相続・贈与の申告に際しては、何らかの方法で邦貨へ換算する必要があります。

この点も本稿執筆時点では明確な換算のルールはありません。

上記の2つの問題に正しい解答を出すためには、国税庁からの取り扱いの指針の類の公表を待つしかないでしょう。

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