青色申告ソフト青色申告の基礎知識や帳簿作成などについて実践的な内容をご案内するコーナー青色申告の基礎知識(青色申告ガイダンス)

現金出納帳で現金の出入りを記帳する

女性

「現金出納帳」の使い方は「預金出納帳」と全く同じといってよいほど似ています。

違いは、預金出納帳が預金口座の出入りを記録するのに対して、現金出納帳は現金の出入りを記録するものであることです。

預金出納帳は、預金通帳で答え合わせができるので、初めて入力する方でも大きく残高が違ったりはしないものですが、現金出納帳は油断すると現実にはあり得ないような残高になってしまうことがあります。特に、事業主勘定と混同してしまわないよう、プライベートなお金の出入りとは常に区別して管理することを心がけましょう。

慣れてしまえば、現金出納帳は家計簿や小遣い帳などとも共通点の多い馴染み深い帳簿ですから、入力することもそれほど難しくはないと思います。

「現金出納帳」から取引を入力する方法

  1. メニューから[日常業務]→[現金出納帳]をクリックします。

    日常業務メニュー

  2. [現金出納帳]画面左上の[科目もくじ]ボタンをクリックし、「1000 現金」をクリックして選択します。現金出納帳ではほかに「小口現金」の管理ができますが、特に現金とは分けて小口現金を管理していない場合は、この小口現金勘定を使う必要はありません。

    帳簿入力−現金出納帳−科目もくじ

  3. 画面右下の[新規入力]ボタンをクリックします。

    帳簿入力−現金出納帳−新規入力

  4. 取引した日付を入力します。カレンダーからマウスで選択することもできますし、直接キーボードから入力することもできます。

    現金出納帳−日付

  5. 伝票番号を入力します。通常は自動的に入る数字をそのまま使って支障ありません。

    現金出納帳−伝票番号

  6. 相手科目を選択します。科目ウィンドウの選択肢からマウスで選択することもできますし、キーボードでコードを入力したり矢印キーで選択することもできます。

    現金出納帳−科目コード

    ところで、この「相手科目」には、現金の出入りの理由となった取引の相手側の勘定科目が入ります。例えば、現金売上による入金なら、相手科目は「売上高」になります。また、「文具店でボールペンを買った」といったような経費の支出なら相手科目には「事務用消耗品費」などの経費科目が入ります。

    ここで「現金出納帳」という言葉の印象が強いばかりに、うっかり相手科目を「現金」としてしまうと正しくない取引になってしまいます。もし誤って入力してしまっても、入力内容は訂正できますから気が付いた時点で正しい相手科目に訂正しましょう。

  7. 摘要欄には取引の内容を入力します。今回は、「現金売上」としました。

    現金出納帳−摘要

  8. 金額を入力します。今回は入金の取引なので入金側に金額を入れます。入力したあとキーボードの[Enter]キーを押すか、マウスで[登録(F12)]をクリックすると「登録しますか?」と確認メッセージが表示されますので、[はい]をクリックします。

    現金出納帳−金額



    これで取引が登録されました。画面の表に登録した内容が表示され、預金残高が自動的に表示されます。

    現金出納帳

    入力した取引は、ソフトが自動的に仕訳として登録し、関連する帳票すべてに転記や集計を行い、正規の簿記の原則に従った記帳(複式簿記)ができます。例えば、今回入力した取引は、振替伝票で見ると次のように登録されていることがわかります。現金出納帳の今回入力した11/9の取引を選択して、操作ナビ(画面右側)の「スマート参照(連想ジャンプ)」にある[伝票]−[伝票ブラウザ]をクリックすると振替伝票を開くことができます。

    振替伝票

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