青色申告ソフト青色申告の基礎知識や帳簿作成などについて実践的な内容をご案内するコーナー青色申告の基礎知識(青色申告ガイダンス)

家事消費

女性

近所のラーメン屋さんで、ときどき店主の中学生の息子さんが店先で商売物のラーメンを食べているのを見かけます。自分の家なので代金は支払っていないと思うのですが、こんな場合はどう扱えばよいのでしょう。

先生

「2100家事消費等」という科目を使います。

女性

この科目はよく見ると「売上高」と同じ分類に属していますね。

先生

そう、家族が食べた場合でも売上として記帳しなければならないんだよね。

女性

金額は実際の販売価格と同じでないといけませんか。

先生

仕入原価と販売価格×0.7の高い方の金額とされています。例えばさっきのラーメン屋さんの息子さんが、一杯650円(原価300円)のラーメンを食べていたとする。650×0.7=455円だからこちらの金額を採用し、この取引では現預金は動かないので、出納帳からの入力はできないから、記帳は振替伝票から次のように記帳することになります。

【仕訳例58】

振替伝票
女性

うーん、細かいですね。

先生

でもね、週3回のペースで1年間の金額を計算すると、
455円×3×52(一年間の週数)=70,980円
となる。

女性

そうか、累積すると無視できない金額になるわけですね。

先生

そう。個人事業の場合はプライベートと事業の線引きがあいまいで、とかくルーズになりやすいけれど、そういう点が税務調査などでも問題視されやすい点でもあるんだ。

女性

ううむ。

先生

記帳するのは少々面倒かもしれないけれど、いい加減にして事後に時間を使ったり心労をかかえるより、記帳するべきものは、さっさと記帳して気持ちも時間も商いに使ったほうがいい、と、僕はそう思うよ。

女性

よく、わかりました。ありがとうございました。

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