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2008年6月掲載

信用保証料の正しい経理処理は?

企業が融資を受ける場合、よく利用される融資保証に信用保証協会の保証があり、この保証の付いた融資は「保証付き融資」と呼ばれ、多くの経営者に利用されています。

「保証付き融資」の仕組みは、

  1. 企業が民間の金融機関から融資を受ける際に、
  2. 信用保証協会がその融資に対して保証を行い
  3. その見返りとして借り手から信用保証料を受け取るわけです。

信用保証料は保証の対象となる融資の保証対象金額、保証期間の日数、保証料率、などを基本資料として計算されます。

経理ミスによくあるのが、信用保証料全額を融資が実行された事業年度の費用とし処理してしまうことです。信用保証料は融資を実行させるための支出で、その支出の効果は全融資期間に及ぶと考えられます。

信用保証料の正しい経理処理は、保証対象期間内で費用として処理するもので、この場合翌期以降の期間に対応する額は、前払費用として経理処理することになります。

税理士 田中利征

新車購入時の経理処理

業績がいいので車両を買い換えよう。こうした時に問題となるのが経理処理(仕訳)です。
期中に殆ど出てくることのない取引のため、正しい仕訳を理解している方は少ないのではないでしょうか。
新車購入時の仕訳で間違えがちな項目の取り扱いは次のとおりです。

新車購入にあたり資産計上する項目

検査登録代行料、車庫証明代行料、納車費用、下取車代行料、下取査定料、希望番号代行

自動車リサイクル料金の詳細と経理処理

1.資産計上項目

  • シュレッダーダスト料金
  • エアバッグ類料金
  • フロン類料金
  •  
  • 情報管理料金

2.費用計上項目

  • 資金管理料金

税理士 田中利征

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