「ふるさと納税」の魅力が2倍に?
「ふるさと納税」は、生まれ育った故郷や貢献したいと思う自治体を支援する制度のことで、具体的には自治体への「寄附」という形で支援を行います。「ふるさと納税」制度に従いおこなわれた「寄付」は、寄附金のうち一定の限度額まで所得税・個人住民税の所得控除・税額控除を受けることが出来るのです。
平成27年度税制改正により、ふるさと納税による寄附金控除の限度額が拡大され、全額控除される限度額がこれまでの約2倍に拡充されました。対象は平成27年1月1日以降の寄附からで平成28年度分の個人住民税から適用されます。全額控除となる寄附金の額は、寄附をする方の所得によって異なります。
税理士 田中利征