経理・法律に関する情報
税理士田中先生のワンポイントアドバイス
事業承継で有用な保険金融機関の入出金手数料や振込手数料に係る適格請求書の保存...
(2024年8月30日掲載)
ご存知ですか?この情報
役員借入金の問題点役員貸付金の問題点
(2024年8月30日掲載)
インストールが完了してから、日常の取引入力を開始するまでに、最低限行う処理の大まかな手順は次のとおりです。個々の処理の操作方法は、[ヘルプ]→[操作マニュアル]をご覧ください。
この作業は、導入時に1回だけ必要です。法人・個人の区分と会計期間は後から変更できないので慎重に操作します。個人の場合は開業日に関係なく会計期間は1月1日〜12月31日で作成します。
消費税の設定は後から変更すると、入力ずみの取引の税区分を再度チェックしなければならないことがあります。二度手間を避けるために、最初に適切な設定をおこないます。免税事業者か課税事業者なのかが不明だったり、本則課税・簡易課税の課税方法が不明な場合は、所轄の税務署で確認できます。
あらかじめ主だった科目は初期登録されています。必要のない科目もあるかもしれませんが、使わなければ帳簿には出てきません。とりあえず何もしなくても始められます。足りない科目に気づいたら追加登録してください。
勘定科目をより細かく内訳管理したい場合に使います。内訳管理が必要な科目の代表的なものは次のようなものです。
その他、内訳管理が必要と判断される科目に補助科目を登録します。参考資料として前年度の決算内訳書をご覧いただくと便利です。補助科目は、最初に全てを完全に登録しなくても、必要に応じていつでも追加登録ができます。
設立(開業)初年度は、登録不要です。
法人の2期目以降から導入するときは、前年度の決算書の貸借対照表から入力します。ただし、前年度の決算書の「当期未処分利益」は、「1959繰越利益剰余金」勘定に入力します。
個人事業の場合は、前年度の決算書の貸借対照表から「事業主借」「事業主貸」「青色申告特別控除前所得」「元入金」以外の残高を入力し、貸借合計額の差額を「元入金」勘定に入力します。
メニューに戻って画面右下の[導入完了]ボタンをクリックすれば、導入処理(前準備作業)は完了です。導入完了後も多くの設定内容はいつでも変更することができます。
「わくわく財務会計」では事務作業の利便性のため取引の入力方法はいろいろ用意されていますが、必ずしも全部を使う必要はありません。また、一つの取引が入力されたら、使われた科目が関連するすべての帳簿に自動転記されますので同じ取引を2回入力する必要はありません。
下記に、「わくわく財務会計」に用意されている取引入力処理の特徴をご案内します。
(2024年8月30日掲載)
(2024年8月30日掲載)